効率的に転職活動するのであれば、人材紹介会社からサポートを受けることをオススメします。
紹介実績が多数ある人材紹介会社が持っている情報は、求人企業の人事並みです。
また、自己応募とは異なり、履歴書の添削や面接対策、選考スケジュール調整などといったサポートを受けることができるのも魅力です。
「優秀な人は自己応募で内定が出るから、人材紹介会社のサポートなんていらないのでは?」と思う方もいますが、実際には優秀な方ほど人材紹介会社からサポートを受けています。というのも、在職中に転職活動する方が大半のため、仕事が忙しいと、自分一人で選考スケジュールを調整することは困難になるからです。
また、優秀な方ほど、多数の企業からオファーがきてしまい、「自分の経歴的に、どの企業に行くべきなのか?」と悩みがちです。
そういった悩みを転職支援のプロとして、サポートすることも私たちの仕事になります。
下記では人材紹介会社経由で転職を希望する方にとって、必ず知っておいてほしいことを説明しておりますので、参考にしていただければと思います。
人材紹介会社経由で転職する際に知っておくべきこと10選
大前提として、リクナビNEXTに登録しても、「人材紹介会社からのサポートを受ける」という項目にチェックしていないと、サポートを受けることはできません。繰り返しになりますが、もし効率的に転職活動するのであれば、人材紹介会社を利用するべきです。また、下記のことを知らずに利用することを断念している方もいますので、転職サイトに登録している全ての方に参考にしていただきたいと思います。
転職に関する相談は全て無料
キャリアコンサルタントに相談することを有料だと思っている方が多いのですが、転職に関する相談は全て無料です。転職に成功しても、候補者から手数料をいただくことは一切ありません。
転職相談が無料だからといって、適当に行っているわけではありません。私の場合、すぐに転職を考えていない相談ベースの方にも、1時間~2時間といった面談時間を設けて、納得いくまで情報共有させていただいております。
転職支援させていただき、仲良くなった方の中には、転職先へ入社する前に、食事に行ったこともあります。
就業後・土日祝日でも対応しているところもある
全ての人材紹介会社とは限りませんが、就業後や土日祝日の面談に対応しているところもあります。弊社のキャリアコンサルタントも対応しております。候補者の多くが在職中の方のため、平日のみで対応するのは難しいです。
候補者の中には、半休を取得して人材紹介会社へ転職相談に行く方もいますが、現職に転職活動がバレるリスクが高くなります。私は、平日は候補者の就業後である19時以降にも対応しておりますし、土日祝日も関係なく面談を行っています。
すぐに転職活動する必要はない
すぐに転職活動する方だけが人材紹介会社に相談するわけではありません。私が今まで相談を受けた方の中には、1年越しに転職した方もいます。一切転職する気がなく、自分の転職市場における価値を知りたくて、相談に来る方もいます。
前述したように、人材紹介会社への相談は無料のため、様々な方が相談に来ます。たしかに人材紹介会社の中には、すぐに転職活動をすることを無理に勧めてくるところもあります。しかし、そういった人材紹介会社には相談しないこと、相談してもそこ経由で転職しないほうが良いです。
自分で求人企業に応募するより効率的
人材紹介会社と求人企業との間に、人材紹介手数料が発生しているため、人材紹介会社経由より自己応募のほうが選考に通りやすいと勘違いされがちですが、実際は自己応募と人材紹介会社経由で、選考基準が変わることはありません。
むしろ、人材紹介会社経由で応募するほうが、選考のスケジュールが調整しやすく、面接対策を行ってくれるため、求人企業への内定率が上がりやすいです。私が今までリクルートグループへ転職支援した方の中には、自己応募で見送りになって、後に私経由で再度応募して、内定に至った方がいます。
紹介実績の多い人材紹介会社経由で応募することで、面接で落ちた理由の詳細を知ることもできます。
人材紹介会社選びが選考を左右する
現在、人材紹介会社は2万以上あり、その数はセブンイレブン並みですから転職サイトに登録すると数多くのスカウトメールが届きます。リクルートやパーソルキャリア、マイナビなどといった会社以外は、どれもメディア露出が少ないため、聞いたことのないところばかりでしょう。だからといって、「どの人材紹介会社にお願いしても同じでしょ」と思い、スカウトメールの中身を確認せずに、人材紹介会社にエントリーされることはオススメしません。
数多く届いているスカウトメールの中から、自分に合った人材紹介会社を選ぶことが、転職活動の成功のカギになります。
スカウトメールから、その人材紹介会社の、得意業界・紹介実績・面談者情報・得意としているレイヤーなどを見て判断します。紹介されている求人企業は同じでも、会社ごとに特徴や強み、実績などが全く違います。
面談方法は対面or電話のどちらか選択可能
多くの人材紹介会社が対面での面談を依頼してくるかと思いますが、電話面談を行っているところもあります。
面談方法の中で対面で得られる情報量が一番多いのは確かですが、電話面談でも十分な情報を得ることはできます。
お忙しい方だと、お会いするために来社して頂くことも一苦労でしょう。最近では電話面談を積極的に取り入れている人材紹介会社も増えています。
ただ、初対面の人材紹介会社の方と顔も合わさずに面談するのは不安に感じると思います。
私の場合ですが、弊社についてや私の紹介実績、経歴などを簡単にお話させていただき、不安を解消できるようにしています。
嬉しいことに電話面談した方から、「お会いして、もっと詳しく聞きたい」と言われて、対面になる場合が多いです。
出張面談を行っているところもある
対面での面談が全て来社ベースで行っているわけではありません。場合によっては、お住まいや勤務先から近い場所での面談にも対応しているところもあります。大手の場合、来社ベースのところが多いですが、弊社のような中小の人材紹介会社ですと、キャリアコンサルタントが面談時間や場所について柔軟に対応できます。
関東圏外ですと、あまり積極的に行えませんが、私が転職支援した方の中には、福岡や大阪まで出張面談に行ったことはあります。
他の人材紹介会社と併用可能
人材紹介会社を何社も併用することは可能です。ただし、多くの人材紹介会社が候補者から逃げられないように、「他の人材紹介会社から応募しないでくださいね」と強く言ってきます。「一度人材紹介会社へ面談に行ったら、他のところにお願いできない」というイメージになる方が多くいると思います。
正直に言うと、そう言ってくる人材紹介会社はオススメできません。
悪い言い方かもしれませんが、そういったところほど、紹介実績が少なく会社的にも特徴がない可能性が高いです。候補者のことを思うのであれば、多くの人材紹介会社へ面談に行って、自分のベストだと思うところに転職支援をお願いするべきです。
スカウトの際に掲載している求人企業以外にも紹介できる案件は多数
人材紹介会社から候補者へ送れるスカウトメールの文字数や紹介できる案件数には上限があるため、スカウトメールに掲載されている案件が3件程度と少なく感じられますが、実際は多くの案件のご提案が可能です。また、面談にてお話をお伺いすることで、転職先の方向性が定まり、スカウトメールで紹介した案件以外を紹介することもあります。スカウトメールでお送りしている求人企業だけで人材紹介会社を判断せず、もし気になるところがあれば、まずは応募してみることをオススメします。
大手より中小の人材紹介会社のほうがオススメ
もし、求人企業の情報について詳しく知りたいのであれば、中小の人材紹介会社に転職支援をお願いすることをオススメします。大手企業の多くが、求人企業担当であるRA(リクルーティングアドバイザー)と候補者担当であるCA(キャリアアドバイザー)を分業で行っています。もちろん、担当同士で情報共有は行っているものの、やはりRAとCAを一貫して行っているコンサルタントのほうが精度の高い情報をお伝えできます。大手としての魅力は圧倒的な求人数ですので、もし将来の方向性が定まらず、業界や職種に悩んいるのであれば、大手の人材紹介会社にも相談されることをオススメします。
IT・コンサル業界への転職をご希望の方へ
私はIT・コンサル業界への人材紹介を得意としています。当サイトはリクルートグループを中心に紹介していますが、リクルートグループ以外の事業会社やコンサルティングファームへの紹介実績も多数あります。また高い内定率を誇っております。
もし、IT・コンサル業界への転職を考えている方は、相談ベースでも構いませんので、ご連絡ください。
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